「アルス・ゼロってなんだよ」「アルス・ゼロってなんだよ」と皆さんが日夜呟いてる間に、今にも2019が終わろうとしています。

なんとなく脳内で呟く言葉を誰もが反芻します。365日の334日分くらいを振り返って、できるわけないのに一言で表そうとしてみたり、名もなき後悔に明け暮れてみたり。

何か忘れたものはないだろうか。

やり残したことはないだろうか。

思い出したくもないことを思い出してしまったあとで、誰もが忘れ去ってしまった日を思い出すのです。

「元日の1ヶ月前は12/1だよな」

「大晦日の1ヶ月前は？」

11/30の1ヶ月後は12/30。12/1の1ヶ月後は1/1。

僕らは11/30と12/1の間で一日分多く通り過ぎていくのです。 

皆さん気付いていないだけで、11/30-12/1では間に一日挟まっています。24時間未満の一日が通過しているのです。

2020年は閏年。閏日2/29は本来無いはずの「あまり1」ですが、11/31は本来あるはずの「1足りない」なのです。

(余談…小林賢太郎の『うるう』外れた)

この「1足りない」を探しにアルスの果てまで行くのが「アルス・ゼロ」なのです。

「マイナス1」を「ゼロ」にするために、もしくは「ゼロ」と言い張るために、フィリアルスの楽団を引き連れてアルスの果てまで行くのです。

12/1から予約が始まります。

皆さまご予定の確認をばよろしくお願いいたします……！

(仲保樹)